Travel Wales

1週間ちょっとウェールズを旅してきました。そこで見た美しい景色、美味しい食べ物、優しくて面白い人々、すべての素晴らしい思い出をここに残します。これからウェールズに行ってみたい人、ウェールズをまだ知らない人に読んでもらえて、少しでも参考になれば嬉しいです。

ウェールズ語を東京にいながら学ぼう

Shwmae! Tomoです。

さっきウェールズにいる友達がフェイスブックでシェアしていました。

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なんと東京にある大学でウェールズ語を学べるそうですよ。
ウェールズ語は英語と比べると語順が違うし、何より発音が難しい印象があるのですが、こんな風に自分の考えをウェールズ語で言えたらかっこいいですね!

 

私は毎回ブログの冒頭で使っている“Shwmae”や、
元気ですか? Sut ydych chi?
ありがとう  Diolch yn fawr
おはよう   Bore da
おやすみ   Nos da
コーヒーが好きです Rydw i'n hoffi coffi 

ぐらいしか知りません(笑)

 

英語で会話をしていて相手がウェールズ人だとわかり、私が急に“Sut ydych chi?”と言っても、発音が悪くて伝わらないか、相手もウェールズ語を習っていない世代のウェールズ人でわからないとか、まさか日本人の私がウェールズ語で話すと思っていなかったので、耳が反応しなかったとか、まぁなんらかの理由で通じません。

 

ウェールズ語の話をしている時に“hoffi coffi”と言って笑っている人は、TVドラマのGavin & Staceyを見ていた人でしょう。ウェールズ語を話せないウェールズ人であるブリン叔父さんが、ウェールズ語を話す人の集落(というかキャンピングカーの集まり?)を訪れた時に、なんて挨拶するのかわからなくて、でも「あ、知ってるウェールズ語ある!」と言わんばかりの得意満面な笑顔で“hoffi coffi”と言うシーンは、ウェールズ語を話せないウェールズ人の悲しみを滑稽に映し出しています。ウェールズ人であることをとても誇りに思っていて、ウェールズ愛に満ちているのに、その言葉を話せないのですから恥ずかしいやら、情けないやら…と、うちの旦那さんも言っています。

 

話を戻しますが、ウェールズは「英国の中の異国」と表現されることもあるように、地理的な条件から歴史的にも文化的にもユニークで、近年はウェールズ語の保存に力を入れています。今回のウェールズの旅の途中でも「ウェールズ語を習おう」という横断幕やブースをスーパーなど人の集まるところで見かけました。

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「別の言語を身に着けるには、その言語を母語とする人とつきあうのが一番」と聞いたことがありますが、理由はどうあれ、その言語でコミュニケーションをとりたいという強い気持ちがあればヒアリング力も、スピーキング力も上がって、ボキャブラリーもどんどん増えていくと思います。ウェールズに行って、見るもの、聞くもの、全部ウェールズ語という環境に身をおいて、理解できないと生活に困るぐらいにしてしまうのも手ですよね。

私の当面の目標は「2月のラグビーシックスネーションズが始まるまでに、ウェールズの国家を少しは覚えたい」です。これまで毎年適当に歌ってましたが、そろそろせめて歌い出しだけでも正しい歌詞で歌いたいと思います。あと6週間ほど…間に合うかな?

ちなみに、BBCカムリのビデオでは大学の名前は明かされていませんでしたが、大東文化大学のようですよ。