ウェールズへの入り口「セブン・ブリッジ」
Shwmae! Tomoです。
イングランドから陸路でウェールズに渡る方法はいろいろありますが、まず思いつくのは高速道路のM4から「セブン・ブリッジ」でウェールズに入る方法。セブンと言っても数字の7ではなく「Severn Bridge」と書きます。そしてみんなが一般的に「セブン・ブリッジ」と言っているのは1999年に開通した「セカンド・セブン・クロッシング」のことで、「古いほうのやつ」と言われてしまっている1966年に開通した国道M48号線から入る初代セブン・ブリッジがすぐ並びにあります。今回私たちは「古いほうの」セブン・ブリッジからウェールズ入りしました。
左手に新しいほうのセブン・ブリッジが見えます。なんでこんなに近くに2本も橋を架けたのか不思議です。
イングランドからウェールズへと橋を渡る場合、通行料を払わなければいけません。ウェールズからイングランドへと渡る場合は無料です。先日の結婚式ではウェールズから出席していた親戚もいたので、新郎があいさつのスピーチで「6.7ポンドも払って参加してくれてどうもありがとうございます」と言って会場を笑わせていました。前回2008年に渡った時は5ポンドほどだったと記憶していますが、まぁ10年近くもたてばこれくらい値上がりしていてもおかしくないのでしょうか。
事前に通行料は調べておいたので、支払いゲートを通過する前にきちんと小銭を用意していました。というよりも、小銭を使いたかったのです。今年の3月に新しい1ポンド硬貨が発行されてから、古い1ポンド硬貨は今年の10月15日までしか使えなくなったからです。(コインについてはまた後日…。)前回の旅行で使いそびれたコインをたくさん持っていたので、早くお財布を軽くしたい意味もあって、きっちり6ポンド70ペンス用意して、いざ支払いゲートまで来ると…なんとキャッシュレス!!銀行のデビットカードか、クレジットカードを当てて支払う仕組みになっていました。泣く泣くコインをじゃらじゃらと財布に戻しました。
なんとこのウェールズへの通行料は2018年末を持って終了するそうです。
通行料廃止によってウェールズ南部の経済活性化を狙う目的だそうです。2019年からはもっと気軽にウェールズに行けるようになりますね。